8/25(火)に「切断ヴィーナスショー」が開催。
延期される前の東京パラリンピック開幕予定日時に合わせてオンラインで開催されたショーで、出演者には走り幅跳びの前川楓選手などのアスリートが参加しました。
そして高校生という若い女性が登場していましたね。
年齢が若いというのもあり義足姿で登場するのはいろいろな葛藤が合ったと思います。
今回のファッションショーでモデルとして再デビューする彼女について紹介していきたいと思います。
義足の女子高生は誰?
【プロフィール】
名前:矢野海音(やのあまね)
生年月日:2001年10月15日
年齢:23歳
職業:モデル
5歳からキッズモデルとして芸能活動をしCUTE×BEATというアイドルグループにも所属していた海音さん。
義足になってからは引きこもる日々を送っていたそう彼女ですが、変わるきっかけとなったのはリオデジャネイロのパラリンピックで、義足モデルであるGIMICOさんがランウェイを歩いているのを見たことでした。
それからは個性として義足を受け入れ、今回義足モデルとして再デビューを果たしました。
義足モデルによるファッションショー『切断ヴィーナス』都内で開催。 pic.twitter.com/vTkmljC5oH
— yasu (@gicommu) August 26, 2020
笑顔でポーズを決める姿はまさにプロのモデル!みんな生き生きとしていますね!
GIMICOさんが海音さんに変わるきっかけを与えたように今回のファッションショーを見て別の誰かに勇気を与えることができる素敵なショーですね。
キッズモデルを引退した理由は?
12歳まで芸能活動をしていた海音さんですが、小学校の時に指先が紫になったり、鼻血が出るようになったりと症状がで始めました。
子供の発症は珍しい「多発血管炎性肉芽腫症」という難病が引退の理由でした。
■多発血管炎性肉芽腫症とは
血管に対して異常な自己免疫反応を起こす疾患の一つで、血管炎に分類される疾患です。この疾患は鼻、眼、耳、咽頭、喉頭などの上気道、肺、腎臓を中心に、全身の血管に炎症がおこる病気です。比較的まれな疾患で、男女比は1:1です。出典:膠原病・リウマチ内科
早期に診断し治療を行うことが重要とありましたが、小学校の時は複数の病院でも原因がわからず、中学校に入ってから病名がわかるほど珍しく難しい病気のようです。
芸能活動を続ける余裕がないくらい1年ほど強い痛みが続き、入院生活でいっぱいいっぱいだったため引退することになりました。
さいごに
つらい治療の日々を乗り越え義足モデルとして頑張っていきたいと、今回デビューした音海さん。
今後やりたい活動はシンプルで「自分を撮ってほしいと」モデルとしての意気込みを語ってくれていました。
数年先には世界で話題になるようなモデルになるかもしれませんね。今後テレビやショーなどにどんどん出演されると思いますので、みんなで応援していきましょう!
以上最後まで読んでいただきありがとうございました。