皆さんはタマリロという果実をご存知でしょうか?
南米では一般的に食べられている見た目がトマトに似ている果実です。
今回はタマリロの味、栄養、効能、美味しい食べ方などもご紹介させていただきたいと思います。
タマリロとは?
じゃがいもやトマトと同じナス科ナス属の果実。南米のアンデス山脈周辺に分布していて、ニュージーランドやポルトガルでは商業栽培が進みスーパーマーケットなどでもよく売られている。
果実の大きさは2~8cm。見た目や味がトマトに似ていて、ツリートマトや木立トマトなどとも呼ばれています。
タマリロはどんな味?
タマリロはトマトに近い味と言われていますが実際にはどんな味なのか?実際に食べたことのある方たちの感想をいくつか集めました。
- パッションフルーツとトマトとキウィフルーツの風味が混ざったようなピリッとした味
- トマトっぽい味の中にマンゴーっぽいトロピカルフルーツらしさもある味
- トマトのようなさっぱりとした酸味がクセになる味
- とにかく酸っぱい!
- 甘さはそこそこ、酸味もややあります
- トマトとキュウリを8:2くらいの割合で食べたような感じです
- トマト味の中にもやはりトロピカルフルーツらしさもあって(マンゴーっぽいというか)面白い
- フルーツトマトより甘くはないんですけど、トマトらしい風味に加えて少し違った甘さがある
- 味が濃い! 酸味とうまみがトマトより強い
- トマトにはないフルーティーな甘酸っぱさがあります。そして青臭さが無い!
- 酸味の強すぎる少し固めのキウイフルーツ
意見を見ていくとトマトに近い味にキウイ、マンゴーなどフルーツの味も少し感じるようです。果実の熟し具合にもよりますが酸味が少し強く感じる意見もありますね。
タマリロの栄養や効能は?
タマリロにはビタミンA、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンB6、鉄分、食物繊維などの栄養素が豊富に含まれています。こちらの栄養素の効能は主に以下のものがあります。
【効能】
- 免疫機能を正常に維持する
- 老化予防、美肌効果
- 皮膚や粘膜の健康維持
- ストレス予防
- シミ・そばかす予防
- 抗酸化作用
- 動脈硬化や心疾患の予防
- 生活習慣病の予防
- 肥満予防
美味しい食べ方もご紹介!
タマリロの酸味が強い場合は調理して食べましょう。皮は苦く硬いので食べることはできないので、皮は剥いて中身を食べてください。
レシピの詳細についてはクックパッドさんなどのレシピサイトで見ることができますのでそちらのサイト内でご確認ください。
■そのまま食べる
タマリロを半分に切って中身をスプーンで掬って食べます。中の種ごと食べられるのでそのまま食べられますがなるべく熟してるのを選ばないと酸味が気になる方もいるかと思います。
タマリロの味が好きな方は特に調理せずにシンプルに食べる方法がおすすめです。
■タマリロのコンポート
酸味があるので砂糖と合わせると甘みが強くなり美味しくなります。水や薄い砂糖水などで煮るコンポートが合います。作ったコンポートをそのまま食べたり、ヨーグルト、アイスクリーム、ケーキなどと合わせるのもおすすめです。
■タマリロの湯剥き
コンポートを作らなくても湯剥きをすれば酸っぱさがなくなり硬い皮も簡単に剥けます。
冷やしてそのまま食べても、砂糖をかるくまぶして食べるのもありですね。
手軽に作ることができるのでおすすめです。
参照元: タマリロ(木立トマト)の食べ方 by プーベア
さいごに
日本ではほとんど見ることがないので食べる機会がなかなかないと思いますが、ニュージーランドなどに行った際はぜひ食べてみてください。
家庭菜園で育ててる方も多いようなので興味がある方は一度育ててみるのもいいかもしれませんね。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。