水分が豊富で生で食べても美味しい水ナス。大阪府の泉州地域の特産品である泉州水なすなどが有名です。名前を聞いたことがあるけどナスとの違いは何かを知らない方も多いかもしれません。今回は水ナスについてご紹介していきたいと思います。
水ナスとは?
ナスの品種の一つ。水茄子(なす)は灰汁が少なく水分を多量に含み生でも食べられるほど瑞々しいナス。一般的な水ナスは卵型で皮が薄く果肉は柔らかくほんのりと甘みがあり漬物などに多く使われているが流通量が少なく希少な品種。収穫時期は施設栽培では2月~8月頃、露地栽培では5月~11月頃、旬の時期は6~8月頃。昔の水ナスは皮が薄すぎたり色合いが悪くあったが品種改良がされ、皮も色合いも良くなった泉州水なすやSL紫水など多くの品種がある。
水ナスとナスの違いは?
水茄子の主な特徴はこちら
- 水分量が多い
- 灰汁が少ない
- 甘みが強い
- 皮が薄い
- 果肉が柔らかい
- 形が丸い
見た目の方では水ナスはナスと比べると水分量がかなり多く握ると水分が滴るほどあります。また皮が薄く果肉が柔らかいので皮に傷があるかしっかりと見ておきましょう。味の方では灰汁が少ないのと甘みが強いのが特徴で生やサラダでも食べられますが、少し苦味があるので人によっては水ナスでも生が苦手な場合があるようです。合う料理はたくさんありますのでその場合は浅漬けや別の食材と合わせて調理して食べるようにしましょう。
簡単な食べ方もご紹介
水ナスの特徴はわかったけど、どんな料理がいいのか色々な食べ方もご紹介していきたいと思います。レシピの詳細についてはクックパッドさんなどのレシピサイトで見ることができますのでそちらのサイト内でご確認ください。
ヘタを取って皮をピーラーなどでしましまになるように一部切り食べやすい厚さにスライスしてお刺身のようにして食べます。調味料に生姜チューブ、わさび、かつお節、ネギ、醤油、味噌、梅干しなどにつけて食べます。
■サラダにして食べる
水ナスは生のままお刺身にしてもいいですが、サラダに入れて他の野菜と一緒に食べている方も多くいます。トマト、オクラ、きゅうりなどの野菜やアボカドや生ハムを入れてオリーブオイルに塩コショウでシンプルに食べるのも簡単で見た目もきれいなサラダになります。生じゃなく浅漬けの水ナスをサラダに入れるのもいいですね。
白だしで簡単!水ナスの浅漬け by めぐみの郷
じゅわっと甘辛に焼く♪水なすのステーキ by mot’z☆Lab
水ナスを輪切りにしチーズを上に乗せてトースターや電子レンジで焼く5分~15分ほどでできる簡単料理です。チーズだけじゃなくツナやかにかま田楽味噌などと一緒に焼くとより美味しいです。
さいごに
水ナスは調べてみるとナスとに違いが意外とありました。生で食べることができるのは野菜本来の味を楽しめていいですよね。水ナスは流通量が少なく生だと大阪の泉州地域などでは売られているかと思いますが他の地域ではなかなかスーパーなどにもないかと思います。漬物なら意外とあるかもしれませんのでお買い物の際には探してみるといいかと思います。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございます。