パイナップルの保存方法と期間は?冷凍もできる?見分け方もご紹介!

パイナップル1個の大きさ400g~1.5kgと種類によって違いますが比較的大きい果物です。

パイナップルは追熟をしないので常温で保存をしていても熟すことがなく、保存期間はあまり長くありません。

買うときにできるだけ熟している物を選んでなるべく早く食べるようにしたほうがいいですね。

今回はパイナップルの保存方法や期間についてと美味しいパイナップルの見分け方についてご紹介していきたいと思います。

パイナップルの保存期間は?

それぞれ以下の期間保存ができます。

保存期間

常温:2~3日

冷蔵(丸ごと):4~5日

冷蔵(カット):2~3日

冷凍:1ヶ月

パイナップルの保存方法は?

パイナップルは長持ちする方ではない果物なので、少しでも長持ちさせたい場合はしっかりと保存をしましょう。

それぞれ以下のように保存ができます。

保存方法

【常温の保存方法】
常温でパイナップルを保存する場合は丸ごと保存します。
葉が長く邪魔な場合は1cmほどになるようにカットしますが、根本までカットしてしまうと傷みやすくなってしまうので邪魔にならない程度にカットしましょう。
できれば水分の蒸発を防ぐために新聞紙またはビニール袋などでパイナップルを包みます。
パイナップルの底には甘みが集中しているので逆さに置いておくと甘みが全体に行き渡ると言われています。
また、底は傷みやすいのでできるだけ上下逆か横向きに置いておくようにしましょう。

<手順>
1.葉を根本から1cm程残してカット
2.新聞紙でパイナップルを包む
3.上下逆さまにして冷暗所などの涼しいところに置く
※難しい場合は横にしておいておく

【冷蔵の保存方法】
丸ごと1個の場合は常温と同じ手順で冷暗所ではなく冷蔵庫に入れます。
カットしたパインの場合は空気に触れていると乾燥してしまうためラップなどで包んでさらにビニール袋や保存袋などに入れてできるだけ空気に触れないようにしてください。

<手順(カットしたパイン)>
1.カットしたパインをラップで包む
2.保存袋などに入れて冷蔵庫に入れる

パイナップルは冷凍もできる?

パイナップルは冷凍することができます。保存期間が短く追熟しないのですぐに食べない場合は冷凍にして保存しましょう。

冷凍方法
皮を剥いてカットしたらクッキングシートやアルミなどを下に敷いたお皿の上に重ならないように並べ、空気に触れないようにラップなどを巻いて一度凍らせます。
数時間~1日ほど凍らせたら保存袋などに入れて保存しておきましょう。
冷凍すると1ヶ月程保存することができますが、解凍すると味が少し落ちてしまうので注意してください。

<手順>
1.皮を剥く
2.カットする
3.果物が重ならないようにお皿に並べる
4.ラップで多い冷凍庫に入れて凍らせる
5.凍ったら保存袋に入れて保存する

美味しいパイナップルの見分け方は?

美味しいパイナップルの見分け方は見た目、重さ、香りがあります。

見た目は葉っぱが濃い緑色でピンとしていて、皮にツヤがあり黄色くなっているものを選びます。まだ青い部分があると未成熟なものになります。網目の境目が大きくお尻の部分が丸くふっくらしているものも熟しているサインです。中身がしっかり入っているものは重くなっているので持ってみてずっしりしているものを選びましょう。

パイナップルは底の方が甘みがあり香りが強く出ているので底の部分からいい匂いがしているものを選んでください。酸っぱい匂いやアルコールのような匂いがしたら腐りかけのサインなので気をつけてください。

パイナップルの見分け方
  • 葉先まで濃い緑色でピンと伸びているもの
  • 皮にツヤがあり黄色くなっているもの
  • 網目が大きくお尻の部分がふっくらとしているもの
  • 持ってみてずっしりと重くなっているもの
  • 甘い香りが強く出ているもの

皮や底の白い部分はカビ?

皮を見ると白くなっている部分がありますがこれはカビかブルームになります。

ブルームは新鮮な果実によく見られ、水分の蒸発や病気を防ぐために自然に分泌される体に無害のものです。このブルームの白い粉はぶどうの皮などにわかりやすく出ていることが多いですね。カビている可能性もあるので匂いを嗅いで確認してみましょう。

パイナップルの皮は厚いので皮がカビている場合でも中身は大丈夫なことがあります。カビの部分を取り除けば食べることができますが、カビの進行が深い場合や透明や茶色に変色している場合は腐ってきているので食べるのはやめておきましょう。

さいごに

パイナップルはあまり長持ちしないので早く食べたほうが良いですね。

冷凍した場合は全解凍せずにアイスで食べても美味しいのでおすすめです。

以上、最後まで読んでいただきありがとうございます。