バナナの賞味期限をご存知でしょうか?
どれぐらいまでなら食べても大丈夫なのかを知っている人は意外と少ないかもしれません。
バナナをよく買うけれど、食べずに置いておいて皮が黒くなってしまっている。。。なんてことを経験したことありますよね。
この記事では
- 賞味期限はいつまでなのか?
- 見た目で判断できるのか?
- 長持ちする方法はあるのか?
についてご紹介していきたいと思います。
Contents
バナナの賞味期限はいつまで?
バナナの常温保存での賞味期限は下記が目安となります。
夏場:2~4日程度
冬場:7~10日程度
温度を15℃前後にするのが保存に適していると言われています。
バナナは熱帯原産の果物なので、寒さに弱く13℃以下だと低音障害を受け、追熟が止まり皮の黒ずみが早くなります。
逆に25℃と高いと温度だと今度は高温障害を受け皮も中身も柔らかくなってしまいます。
夏場は風通しがいい場所に置いて温度が高くなり過ぎない場所に置くことをおすすめします。
食べられるか見た目で分かる?
バナナが黒くなっていき食べられない状態になっているか、見た目だけで判断することは難しいです。皮が黒くなっていても剥いてみると中身は白いままであることは十分にあります。
時間が立つと追熟が進んで甘くなっていくので、あえて皮が黒くなってから食べる方もいると思いますが下記のようになっている場合、食べることはやめておいたほうがいいでしょう。
- 皮を剥くことができないくらい柔らかい状態
- 白いカビが生えている
- 汁が出ている
皮が傷ついていたり、バナナをどこかでぶつけたりしているとその部分の中身が黒くなっていることがありますが、取り除いて白い部分を食べることはできます。
黒ずんでいる部分は腐ってはいませんが、傷んではいるのでできれば食べないほうがいいです。
バナナの長持ちする方法をご紹介
長持ちする方法で重要なのがエチレンガスの発生を抑えることにあります。
エチレンとは野菜や果物を成長させる植物ホルモンの一種です。
これによりバナナは追熟していき甘く柔らかくなっていきますが、完熟をすぎるとそのまま成長していき、腐っていってしまいます。
例えば長持ちさせる方法の一つにバナナを房から1本ずつ取りバラにする方法がありますが、これは1本のバナナから発生するエチレンガスが別のバナナに影響することで追熟が早くなってしまいます。なのでバラにして離して置いておくという方法です。
理由を知っておくとその方法がなぜいいのか分かりやすいですね。
ではその他の方法をご紹介していきます。
冷蔵庫に入れて保存する
手間はかかりますが2週間程は長持ちさせることができます。
そのまま冷蔵庫に入れてしまうとすぐに皮が黒くなってしまいますが、中身は白いので食べられます。皮を黄色いままにしたい場合は少し準備が必要です。
【バラの場合】
1本ずつラップで全体を包んで保存します。
根本の部分を巻いてから全体を巻いてください。
りんごなどもエチレンガスを発生させますので、同じ場所に保存する場合は全体をラップでしっかりと包みましょう。
【房の場合】
新聞紙で全体を包んでからビニール袋に入れて保存します。
ビニール袋の口はしっかりと閉めてください。
湿気がこもってしまうので5日に一度など適度に開けて湿気を逃して置いてください。
バナナは冷蔵庫で保存すると成長が止まるので、固めのバナナの場合はそのままになります。
少し常温で保存して柔らかくなったときに冷蔵庫に入れるのおすすめします。
バナナスタンドを使って保存する
バナナをそのまま置いておくとバナナが接している部分が房の重みで潰れて傷んでしまいます。
手間をかけるのは大変な時や早めに食べるので少し長持ちすればいい時、常温で保存する場合はバナナスタンドなどでつるしておく方法がおすすめです。
フルーツバスケットと一緒のものだと別の果物も置いておけますし、バナナはかけるだけなので簡単です。頻繁に買う場合はバナナスタンドがあると便利です。
バナナの根本をラップで包んで保存する
バナナの房をラップで包んで常温保存をする方法です。
ラップで包むことによってエチレンガスの発生を抑えることができます。
バラにして1本ずつ根本をラップで包むとより効果的ですが、少し手間がかかってしまいますので、早めに食べる場合は房ごとの方がおすすめです。
ラップを巻いて置いて、より長く保存しておきたい時はそのまま全体をラップで包んで冷蔵庫に入れて保存しましょう。
バナナに関するまとめ
バナナの賞味期限は
- 夏場:2~4日程度
- 冬場:7~10日程度
バナナの長持ちする方法は
- 冷蔵庫に入れて保存する
- バナナスタンドを使って保存する
- バナナの根本をラップで包んで保存する
ということをご紹介させていただきました。
参考にしていただければ幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。